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合同稽古

22日・23日と東京の山下先生と会員4名の応援を得て、合同稽古が開催されました。

今回は、東京会員も稽古不足気味の人が多かったので、テーマは「リハビリ」です。
(武術の稽古テーマとしてはいかがなものかとも思いますが)

P01.jpg


一日目は形を中心に稽古したかったのですが、やはり少しは相対をということになりました。
案の定といいますか、相対を始めると、これがなかなか終わりません。
術の基本ですので、きちんとできるようにと考えれば当たり前なのですが。

その中で、特に目立った注意点が二つあります。

まずは、「太刀の間合い」
基本の打ちについては、指導する側の太刀のほうが、間合いや剣先の高さに注意しないといけませんが、これができていない。

本来、遠い間合いにある太刀を打つ必要はありません。
しかし、遠くに構えられてしまうと、届かそうとして上半身が前傾し、そのために前足への重心移動が出来なくなるといった弊害が生じます。
太刀を奥に打とうとするとその傾向がさらに強くなってしまいます。

また、間合いを詰めるために、打つ際に前足を少し踏み出すという動作も出てきます。
(この動作が必ずしも悪いかどうかは分かりませんが)

次に目立ったのが「繰付」の間合い。

こちらも、太刀の斬り方が浅かったり、上から大きく斬っていないという問題はありますが、主な問題は杖のほうに。
皆さん、どうしても杖だけで太刀の小手を取りに行ってしまうため、相手と身体が離れてしまい、崩しが効いていません。
それを補うために、手を伸ばして相手の目を攻めようとするため、さらに自分の形が崩れます。

私は、ここのところ空手の猿臂を入れるつもりで繰付に入るように指導しています。
ちょうど、繰り付けの際の右腕は猿臂の形に近いと思いますし、こうすると身体全体で相手を攻めることが出来るからです。
無論、杖尻を持つ左手の「引き」も重要ですが、まずはきちんと相手に体を寄せる感覚を身に着けたほうが良いと感じました。

もう一つの原因として、杖の長さが体感として得られていないため、攻め切れないということもあるかもしれません。
これは稽古するしかありませんが、打ちにしろ、繰付にしろ間合いの調整は主に腕ではなく、身体の寄せ方で調整することが重要ではないかと考えています。

さすがに、相対だけで終わりというわけにもいきませんので、後半は「中段」を一通り。
松本のSさんは、1級審査に向けて、東京の岡田さんに面倒を見てもらい別メニューで調整してもらいました。

さて、中段組はなかなか形が思い出せない人もいましたので、順番を確認しながら軽めに流します。

問題点としては、初心者に指導する場合は、どうしても一つ一つの動作を区切って指導するため、中段の繰付など動きがカクカクしてしまうのですが、段位が上がってくれば自然と滑らかにできるようにならなくてはなりません。
慣れてくると、少し感覚が変わってくるので、例えば「足をそろえてから杖を入れる」のか、「足をそろえながら杖を入れる」のかの違いが理解できるようになるのですが、この辺を見極めて指導しないと、いつまでたってもカクカクとした動作が治らないか、変な癖がついて、ただ早く動くだけとなってしまうことがあります。
やはり、基本的な部分については、指導員も定期的に講習会を開いて、指導の仕方を学ばなければならないと感じました。

結局、問題点を確認しながらということもあり、この日は中段の雷打までで終了。


恒例の懇親会は、地元のものが食べたいというリクエストがあったため、猟友会の知り合いの方のお店に急きょお願いしました。

P09.jpg


「さくら咲く」というそのお店は、ご主人自ら山に入って取ってきた鹿、イノシシ、山菜、イワナといった素材が並び、お酒も松本の酒蔵にこだわった、まさに「地元」の味を楽しめるお店。
お店の雰囲気も品よく落ち着いて、仲間でくつろぐにはちょうどよい雰囲気。


この日は、鹿の竜田揚げやイノシシの煮物、コゴミをはじめ季節の山菜の天婦羅に牡丹鍋と、都会の方にはうれしいお料理が並びました。

P02.jpg

旬のホタルイカといった海の幸も出てきて、松本の人間にもうれしいところ。
焼き物はオリーブオイルで焼いた鰆でした。
香もよく、あっさりとしながら少し癖のある鰆には、なるほどの調理方法です。

P03.jpg

牡丹鍋のイノシシ肉は、やや抑え気味の味噌の出汁がよく合って、独特の脂の甘みと、赤身の濃厚な肉の味わいが楽しめます。
やはり、イノシシの脂身は最高です。

みなさんも大変満足されたようで、一部はお酒が進み過ぎて横になっていました。
飲んべが多いため、最後の水菓子までだいぶ時間をかけて戴いてしまい、ご主人には申し訳なかったです。

いくら地元の物にこだわっても、自ら捕りに行く方にはかなわないと思いますので、ジビエや山菜がお好きな方は、松本にいらした際に是非お試しください。



さて、翌日は良く晴れて桜も綺麗。
せっかくなので、松本のYさんは桜の下で無理やりポーズを決めさせられます。

07.jpg

しかしながら、少々気温が低く体育館の床はこの季節としては冷たいほう。
東京の1月・2月あたりといったところでしょうか。
皆さん、頑張って素足です。

同じく、Sさんのみ別メニューとして、東京の三段の方にお相手をお願いし、その他は中段の続き、「横切留」から。
初太刀の斬り方が難しい。
上に向いた刃をひねりながら振り下ろすため、刃筋が狂う可能性があります。
私の感覚では、やはり腕と太刀を一本とする感覚でとらえ、肩を支点にして大きく振り下ろすことにより、刃筋が通るのではないかと考えています。
いずれにしろ、首筋から鎖骨にかけて斬り込むイメージで、それ以上深く斬る必要はないと思います。

この日は、一つ目論見がありました。
中段は早々に終わらせて、山下先生と岡田さんと私で「奥」の復習です。

東京でも、2年に1回程度の稽古しかありません。
そんな状態で覚えられるはずも、練ることができるはずもありません。
私もいつ上京できなくなる日が来るか分かったものではありませんので、なるべくこういった機会を利用させて戴こうかと考えていました。

「奥」の、「先勝」、「引捨」、「小手絡」、「十手」などは非常にシンプルなのですが、頭でわかっていても、いざ動こうとするとうまくいきません。
特に、身体というよりは手さばき、足さばきをうまく使う必要があります。
自分で稽古できる部分も多いのですが、やはりお相手してもらう稽古に勝るものはありません。

「突出」、「打付」、「小手留」については、やや忘れかけていた部分もあったので、再認識できました。
「打分」、「水月」、「左右留」については、太刀も稽古したかったのですが、杖の復習でいっぱいいっぱい。
「見返」、「阿吽」は細かい部分を確認して、復習としては良い感じで終えることが出来ました。

最後に、松本のSさんの「引提」をみんなで見ていたところ、かかっていく小太刀のほうが問題に。
小太刀がどこを狙って斬っていくのかの意識があまりありません。
まずは、杖をカチあげたところで相手の位置を確認し、その頭を狙って斬り込まなければなりません。
(本来は前の手の指を狙うのだと思いますが)

また、かなり注意されているはずなのですが、小太刀を振り上げすぎる傾向があります。
上段の構えから、それ以上後ろに振り込まないように意識して斬り付ける感覚を養わなければなりません。
それでも、身体が出ていく分だけ、多少は後ろに振り込まれるのですが顔面から突っ込んでいくような斬り方は良いとは言えないでしょう。
結局、杖をもったSさんに対して、皆さんがかかっていくという「逆掛かり」の稽古になってしまいました。
Sさんとしては、良い稽古になったことでしょう。

このような次第で、久々に充実した稽古が出来ました。
皆さん、「リハビリ」の効果はあったでしょうか?

次回は、秋あたりに正式な合宿稽古として開催したいと思います。
お疲れ様でした。

P06.jpg

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Author:issundo

武塾一寸堂

(上記クリックでHPを表示します)

神道夢想流杖術を主に稽古する団体として2010年7月に設立。

通常稽古 毎週月曜日
19:00~21:00
松本市岡田小学校体育館

!!平成25年7月より土・日稽古コース(不定期)を開催します。
日時につきましては、その都度お知らせします。
(会費:1000円/回 通常稽古会員は無料)


稽古に関するご質問、見学・参加希望等は下記までご連絡下さい。

当団体連絡先(百瀬行政書士事務所内) 百瀬 仁 宛
〒390-0221 松本市里山辺1725-1
電話 0263-33-1221
携帯 090-2334-2811
mail: jin.momose@gmail.com

主宰 百瀬 仁
神道夢想流杖術(日本杖術協会五段 指導員)/糸東流塩川派空手 二段

所属団体
日本杖術協会(事務局長)
長野県杖術協会(代表者)
東京都杖道連盟(事務局長)
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