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2012/7/9 稽古日誌

そろそろ、東京の杖道大会が近づいてきました。
9月は日本武道館での演武会、全国の大会も10月に控えているため、この季節からかなり忙しくなります。
なんとか、9月の終わりには東京の会員の方を招いて松本で稽古会を行おうと考えているのですが、これだけスケジュールが詰まると調整も大変です。

本日は、MさんとIさんのお二人のみ。

ちょうどよいので、Mさんに太刀を持ってもらい、Iさんの基本動作から型の細かい点を指導することにしました。

基本動作は、現在4本のみですが、最初に比べればかなり慣れてきています。
そろそろ、あまり形にこだわらず杖を振り回す感覚にも慣れてもらいたいところ。
引落打ちを多めに稽古してもらいました。
打ちの軌道そのものは問題がありません。
後は、第一段階として振り回す感覚にどれだけ慣れるかです。

Iさんは、形も「物見」まで進んでいますので、今日は「水月」からポイントを更に絞って細かく見てみます。

「水月」は突いたときの姿勢が、敵を攻撃する形になっていません。
空手の経験などがあるとわかりやすいのですが、そういった経験がないと突いている形にかろうじてなっているだけで、単に当てているという感じです。
もう少し相手の動きに合わせて、相手に向かっていくイメージで動けるとよいのですが。

これに対して、「斜面」。
向かっていくというより躰捌きと逆手の横打ちを連動させなければならないので、「水月」より難しい気もします。
この段階では、あまり速さは求めていません。
しっかり捌いて、きちんと杖の先を相手のこめかみに合わせられれば充分です。
まだ、手幅の調整もできていませんし、もう少し稽古が必要です。

次に、「着杖」。
最初に大きく下がることにてっしてもらいます。
Iさん、ほとんど角度をつけずに下がりますので、たまに剣先を外していない形になってしまいます。
上手く決まれば、ぎりぎりの捌きができているのですが、意識してコントロールしているわけではなさそうですので、どちらかといえばもう少し角度をとるように指導した方がよいと考えました。

まだ、膝を抜いて前に歩を進めることが難しいようです。
後は、杖を引くときに後ろ体重にならないように注意しなくてはなりません。


最後の「物見」は今日で2回目くらいでしょうか。
まずは、捌きに関する正しい動きを身につけねばなりません。
人によっては下がりすぎる場合もありますし、一番は右肩が太刀のラインに残ってしまう人が多いですね。
まだ、初心者ですので、ゆっくり大きく出よいですから、やはり捌くことを一番にしてもらいます。
間合いや、スピードなどはこれがしっかりできるようになってからですね。

特に、最初に教える4本の形も、太刀次第で全く杖の動きが変わってしまう点は同じ、いや、かえってシンプルなので他の形以上かもしれません。
太刀にとってもよい稽古ですので、いくら段位が上がろうと、もきちんと稽古してもらいたいものです。

ここまできて、Iさんは自主稽古に移ってもらいました。

そこから、Mさん中段の太刀がやりたいとのことなので、自分の課題となっている形について太刀を持ってもらい、私が杖を持ちました。

杖を持ちながら太刀を指導するときは、あまり太刀に見入ってしまうと、自分が動くことを忘れてしまいますので、怪我をしないように注意しなくてはなりません。

まず、「押詰」から。

やはり中段繰付の後の真向斬りがうまくいかないようです。
右に大きく引き抜いた形のまま、太刀をとばして添え斬りにしなくてはなりません。
間も開きやすいですし、やってみるとなかなか難しい部分です。

とにかく身体全体を使って、振り上げた位置から太刀をとばすようにしてもらいます。
身体が先に出やすいので注意が必要です。

次に「乱留」、首切りの後の打ちに対する太刀の回転動作。
杖の打ち方にもよるのですが、しっかり太刀の根本まで打ち抜かれると、なかなか太刀を返してすぐに敵の頭を斬る動作ができません。
私の場合、効いてしまったら仕方がないとして、打たれたらできるだけ腰から少し上の高さに太刀を引きつけ、そこから斬る動作に転じる方法をとっています。
それ以上高い位置で受け流しの動作を仕様とすると、手首に負担が掛かりますし、杖が強かった場合、太刀で自分が怪我をする危険があるためです。
太刀も体制が崩れた形で打たれますので、恐らく受け流しは無理ではないかと思われます。

体制が崩れていますので、杖の強打を身体全体を使って吸収しなくてはなりません。
腕だけで吸収すると、これも怪我の元と思います。
まずは、自分で上手く引く感覚を身につけるのが一番でしょう。

その他細かい点を若干指導しました。
一説に、杖の太刀が影の神道流剣術の太刀といわれています。
真偽のほどは別として、確かに杖の太刀は「四通八通」に負けず劣らず難しいものです。
太刀が面白くなってくると、また少し杖術の見え方も変わってくる気がします。

さて、最後に掛かりを三本ずつ。

Iさんも少し要領が分かってきたようです。
今後は、もう少し気合いを入れて形を磨いてもらいましょう。
七月末には最初の四本の形について卒業試験を行いたいと思います。

それが終わったら、いよいよ「太刀落」、そして太刀の稽古が始まります。
がんばって4本を仕上げて下さい。
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武塾一寸堂

(上記クリックでHPを表示します)

神道夢想流杖術を主に稽古する団体として2010年7月に設立。

通常稽古 毎週月曜日
19:00~21:00
松本市岡田小学校体育館

!!平成25年7月より土・日稽古コース(不定期)を開催します。
日時につきましては、その都度お知らせします。
(会費:1000円/回 通常稽古会員は無料)


稽古に関するご質問、見学・参加希望等は下記までご連絡下さい。

当団体連絡先(百瀬行政書士事務所内) 百瀬 仁 宛
〒390-0221 松本市里山辺1725-1
電話 0263-33-1221
携帯 090-2334-2811
mail: jin.momose@gmail.com

主宰 百瀬 仁
神道夢想流杖術(日本杖術協会五段 指導員)/糸東流塩川派空手 二段

所属団体
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