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2012/12/10 稽古日誌

12月2日の記念パーティーを終え、
ようやく東京都杖道連盟の25周年記念行事が全て終わりました。

最後は、25周年記念誌の編纂作業に掛かりっきりとなり、PDF版が仕上がったのがパーティー当日の午前9時半。

そこから、2台のPCで50枚のROMを焼いて11:30に会場入り。

何とかパーティー参加者の皆さんに、PDF版をお渡しすることが出来ました。

記念誌の正式書面版を3月までに発行しようと思っていますので、その最終編集作業に入らなくてはなりませんが、ようやく一息。

無論、当道場の通常稽古は続けていたのですが、この一ヶ月というもの、まったく更新が出来なかったことをお詫びいたします。


さて、このところ寒くなったせいもあってか、稽古の参加者は少なめです。

本日はMさんのみでしたが、途中からYさんが参加してくれました。

気温は、推定0度です・・・・・・

この時期にしては急に寒くなったように感じますね。

最初は、Mさんの太刀持ちをして動いていたので、寒いなりになんとかもっていたのですが、途中お二人の指導に変わってから、すぐに足の裏の感覚がなくなりました。

Mさんの希望もあって、中段の復習となります。


やや細かい点の指導が多くなりますが、基本的な部分も忘れがちになっています。

武器を先にという点と、必ず重心移動をかける点について注目してみました。

特に、中段繰付において、太刀を持ち上げる動作は重心移動を伴う動きが出来るかどうかで、随分効きがかわります。

ここで、一度足を揃えてしまうと、どうしても重心移動がうまくいかなくなってしまいますので、足を揃えて止まる間もなく、すぐに腰を捻って相手の目先を攻める動作に移るように意識してもらったところ、かなり改善されたように思います。

私も、以前は足を揃えるように指導を受けていましたし、そのこと自体が間違っているわけではないのですが、きちんとつま先まで揃える体制をとることよりも、瞬時に相手の太刀を持ち上げて目を攻めてしまうことの方が重要のように思えます。

中段繰付は、いつまでたっても上手くできている気がしません。

お二人とも、あまり悩んでいないようでうらやましい限りです。


形は進んで、「後杖」。

まず、「前」からですが、どちらかというと太刀が上手くできていません。

後杖の太刀は、まず抜くために相手を柄で押して遠ざけます。

この時、遠ざけすぎると斬ることが出来なくなってしまいます。

あくまでも、太刀を抜いて斬り付ける間を作るための動作です。

また、この時は柄に手をかけて、鞘ごと多少相手の腰を押すのですが、柄の一点に上手く力を集中させなくてはなりません。

これも、余り意識していない動作かもしれませんが、柄を用いた攻撃動作に通じる者ではないかとも思えます。


間合いという意味では、「後」のほうがシビアでしょうか。

特に太刀の離れ際に杖が攻撃するところ。

ここでは、太刀が間合いをとってしまうと、太刀の攻撃を許してしまいますから、その前に腰を捻って逆手打ちをかけなくてはなりません。

余り近くてもいけませんし、遠くに追いかけるように打っても効かない。

太刀も同様で、思いっきり逃げてしまうのでは反撃が出来ない。

こちらもギリギリを見切って下がらなくてはなりません。
まあ、実際には杖が最速で打てば、太刀は避けられないでしょうし、避けるくらいであれば、太刀で受けるかもしれません。

ただ、どちらにしても離れ際というのは、杖・太刀共にもっとも危険な時ですから、例え動きが決まっていたとしても、良い稽古になるはずです。


このような考え方を進めると、極寒の稽古を体験することも実際の戦いを想定するならば、良い稽古であるといえます。

寒さの中では身体は思ったように動きません。

寒さの中で自分の身体がどのようになるのか、またどれだけコントロールが難しくなるかも学ぶことが出来ます。

足の裏の感覚がなくなるくらいならまだ良いですが、そのうちに筋肉がこわばって、力も入らなくなるでしょう。

こういった経験も、杖術のみではなく、何か役立つことがあるのではないかと思います。


さて、急ぎ足で中段を復習しましたが、まだまだ動きを復習しているだけで、お二人とも本来の武術的な動きになっていません。

特にMさんは、攻撃の際に遠慮してしまうことが多い。

確かに相手のレベルによって、本気で攻撃すると危ないこともあるかもしれませんが
そこを調整できるようにならなくては、太刀持ちはできません。
それも、レベルアップの手段であるということを認識してほしいものです。


ふるえながらの指導になりましたが、残った「横切留」、「払留」、「清眼」を残して時間となりました。

之幸いと、冷えた身体を奮い立たせて掛かりとします。

こちらも身体がこわばって、太刀を振る動作どころか、足運びもおぼつかない状態です。

赤穂浪士といい、井伊直弼暗殺といい、雪の降る日を選んだのは戦略なのでしょうね。

これからしばらくは、寒さとの戦いです。

来週は、本年最後の稽古日となりますので、寒いとは思いますが皆さん是非参加してほしいですね。







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