Entries

2013/6/23 東京都杖道祭「花の江戸杖」

6月23日に東京都杖道連盟の大会、第18回「花の江戸杖」が開催されました。
郡山の学生も多数参加してくれたおかげで、なかなか盛況な大会となりました。

いつもは、進行などの指揮をとっているのですが、今回は実行委員に全てをお任せです。
ここのところ、大会の実行委員を何年かなさった方が増えてきたせいか、進行も順調で私が出る幕もありません。

とはいえ、四段以上を太刀持ちと定めたため、太刀持ちだけで大忙しです。
五段以上は原則として審判なので、実質は四段が主に太刀持ちを務めなくてはなりません。

段外のTさん、Wさん、初二段のKさん、四段のIさん、五段のYさん、Oさんと各段位で太刀持ちを努めます。

試合は顧問である岩目地先生の居合と、杖の師範演武を拝見してから開始されました。

まずは、段外の部から。
太刀持ちを頼まれたTさんは、昇段していてもおかしくないレベル。
このクラスに出場は、他の人がかわいそうかもしれません。
若干、緊張気味ながら気合いのこもった演武で決勝進出。

去年の、初・二段の部優勝者のKさんは、去年よりも少々ワイルドな感じで、悪くないのですが試合では不利だったのか、上位進出がなりませんでした。

さて、三・四段の部。
私も出場しなくてはなりません。

このクラスは、人数が多い最激戦区。
更に、全国大会よりも勝つは難しいのでは?と思われるメンバーがそろい、皆戦々恐々です。
特に、初・二段で優勝してきた方々が上がってきており、成長著しい。

私の対戦相手は、そのうちの一人、非常に正当派タイプの三段Tさん。

私はというと、太刀持ちをいつもの六段Yさんにお願いし、形は「太刀落」・「切懸」・「雷打」という戦闘モード。
このところ、稽古のために自分の苦手な形を積極的に試合で行うことにしています。

と、かっこはつけてみたものの、「切懸」の最後に太刀の脇に入るのをミスして、杖は外す、バランス崩す、で一回戦敗退。

やっぱり「切懸」は課題です。

ところが、東京の大会は敗者復活戦があるため、ここから更に熾烈な敗者達との戦いに突入です。

敗戦したとはいえ、僅かなミスで差が付いてしまう形試合。
皆さん決して下手なわけではありません。

しかも、こちらに来ると試合数は増えますので、或る意味ハード。

途中、同じ段位のIさんの太刀をもつなどしてバテ気味だったのですが、いらない力を使い切ったせいか、その後は太刀を持ってくれたYさんの技術にも助けられながら攻防に集中し、敗者復活戦から一気に決勝戦進出となりました。

嬉しいと言うより疲労感が先にくるのは情けない・・・・

休む間もなく、五・六段の部のYさん、Oさんの太刀持ち。
課題に影技がありますし、最高位の戦いですのでどんなに疲れていても気を抜けません。
ただ、杖が実力者なので、太刀としては全力で斬りにかかるのみです。

Yさん、Oさんともに勝ち進みましたが、Oさんは少し杖を取り外したのが響いたのか、準決勝で敗退。
Yさんは、決勝進出となりました。


午後は団体戦。
メンバーは私と、昨年の優勝者を下して決勝戦進出となったKBさん、そして品川場所のホープNさん。
品川場所の最強チーム(?)編成で望みましたが、他のチームも侮り難い仕上がり。
惜しくも準決勝で敗退しました。

久しぶりに、団体戦のシンクロ競技にも出場しました。
これは、三人が太刀のいない状態で演武し、どれだけ動きを一致させるかを競う競技で、恐らく全杖連系の団体以外では行われていないのではないかと思います。
この競技は、攻めや技術よりも正確さ、そして何よりチームワークが求められます。

こちらは、あっさり1回戦敗退。
Nさんには、もう少し試合を続けさせてあげたかった。
申し訳ない気持ちです。


さて、いよいよ全ての競技の決勝戦となります。

太刀持ちと杖、合わせて3試合に出場です。

さすがに決勝戦は、どちらが勝ってもおかしくない対戦ですから緊張感が違う。

段外の部、やや緊張気味のTさんは昨年決勝で敗れているだけに何とか勝ちたいところ。
対戦相手は船橋場所のKさんで、場所長譲りの整った杖を使う方とお見受けしました。

無論、試合中、相手チームを見ている余裕などありませんが、多少相手チームの動きを感じながら、タイミングを計って太刀を仕掛けます。
特に、調子が良く、技がピシッと決まるようなら、その部分は相手チームと重ならないように、動きをずらして審判にアピールしたいところです

間合いを見ながら、急がせないように呼吸を整えて演武に入りました。

Tさん、やや固いですが姿勢は良いですし、攻めも効いています。

3本の形を演武し終えて、私としては充分だと思いました。

さて、結果は・・・・・・


見事優勝です!!

1年ぶりに雪辱を果たしました。



次は自分の番です。

私も個人の決勝進出は、全国大会を含めて3大会ぶりくらいではないでしょうか。
しかし、不思議と以前よりは緊張しなくなりました。
太刀持ちがYさんというのも、ポイントです。
思う存分出来るのがYさんの良いところ、雑念なく攻防に集中できます。

お相手は、ここのところ決勝戦常連のKBさん。
先ほどは団体戦で同じチームとして戦いましたが、ミスがなく安定した演武が強み。

いよいよ試合開始です。
やはり、いつもより良い意味で力が抜けています。
疲れているのに体が動く感じといったらいいでしょうか?

自分の感覚では全ての形で、課題としていたポイントを最後まで意識して演武できました。
最初の頃は、演武するうちにすっかりそういったことに対する注意がとんでしまっていたものですが、少しは集中できるようになったのかもしれません。

最後の「雷打」も、杖尻を余すことなく入れました。

あっという間に演武が終わったような気がしましたが、何とか勝つことが出来ました。


余韻に浸る間もなく、一息吐いてクライマックスの五・六段の部決勝。

相手は、太刀を持ってくれたYさん。
恩返しというわけではありませんが、杖と同じく全力で臨むのみです。

対戦相手は、私同様敗者復活から蘇った女性のOさん。
どういうわけか、毎試合4位以上の結果を残す伝説の人物です。

試合始まりますが、Yさんは安定そのもの。
まったく緊張がありません。
他の試合のように、タイミング等々私が考える必要はないので、隙があったら斬るつもりで太刀を振ります。

最後の「影 物見」では、私も上段に振りかぶりながら、斬り下ろすつもりで気合いをかけます。
お互い睨みをきかせた形で終了。
判定を待ちました。

優勝です!

Tさん、Yさんと太刀持ちとして優勝に貢献・・・・したかどうかはわかりませんが、嬉しいことです。

私の道場の人達にも、是非こういった感覚を経験してほしいですね。
この緊張感は、本当によい稽古になると思います。

実行委員の方々始め、ご参加された方々はご苦労様でした。



毎回思うことですが、いつの日か長野県連でも大会開催したいものです。
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://issundo.blog130.fc2.com/tb.php/80-7fcd5eda

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

issundo

Author:issundo

武塾一寸堂

(上記クリックでHPを表示します)

神道夢想流杖術を主に稽古する団体として2010年7月に設立。

通常稽古 毎週月曜日
19:00~21:00
松本市岡田小学校体育館

!!平成25年7月より土・日稽古コース(不定期)を開催します。
日時につきましては、その都度お知らせします。
(会費:1000円/回 通常稽古会員は無料)


稽古に関するご質問、見学・参加希望等は下記までご連絡下さい。

当団体連絡先(百瀬行政書士事務所内) 百瀬 仁 宛
〒390-0221 松本市里山辺1725-1
電話 0263-33-1221
携帯 090-2334-2811
mail: jin.momose@gmail.com

主宰 百瀬 仁
神道夢想流杖術(日本杖術協会五段 指導員)/糸東流塩川派空手 二段

所属団体
日本杖術協会(事務局長)
長野県杖術協会(代表者)
東京都杖道連盟(事務局長)
武道塾一貫堂六本木

カウンタ

検索フォーム

QRコード

QR